司法書士
どんな仕事ですか?
司法書士の仕事は幅広いですが、私が主にやっていることは次の4つです。
①土地や建物を買ったときに必要な名義変更の手続き(登記)をします。
②土地や建物を持っている人が亡くなったときに、その人の財産を受け継ぐ相続人に名義を変更する手続きをします。
③会社をつくるとき、役員や会社の住所を変更するときなどのアドバイスや、登記手続をします。
④高齢や病気で自分で判断することができなくなった人のために、その人の財産の管理をしたり、その人に代わって契約をしたりします。
司法書士を目指したきっかけは?
この職業に就く前は、大学受験用の情報誌を作る仕事をしていました。会社内の人だけでなくフリーランスのライターやデザイナーと一緒に仕事をすることが多く、その人たちが仕事とプライベートの時間を自分で自由に決めて働いていることに魅力を感じました。
そこで、会社に所属して働くのではなく自分で仕事をしたいと思うようになり、独立しやすい職業である司法書士を目指すことにしました。
当時は法律の知識を使ってだれかを助けたいというよりも早く自分で仕事をしたいという思いの方が強かったです。
やりがい・魅力・おもしろさ
土地・建物の名義変更や会社をつくるときなどの手続き(登記)は、法律の専門知識が求められ、複雑で面倒な手続きなので、お客さまから「ありがとう」や「助かったよ」と感謝の言葉をいただくことがあります。そんなときにこの仕事のやりがいを感じます。