DTPオペレーター・デザイン
どんな仕事ですか?
DTPとは、DeskTop Publishing(デスクトップパブリッシング)を略したもので、日本語では「卓上出版」などと言われています。
DTPの主な役割は、パソコンで実際に印刷物のもとになるデータを作成することです。
私は主に本やチラシ、新聞広告などを作っています。
封筒やはがき、今みなさんが使っているこの本も私がパソコンで作りました。
集めてきた材料を元に、よりたくさんの人に興味を持って見てもらえるようなチラシやポスターなどの印刷物を作るのが仕事です。
DTPオペレーター・デザインの仕事を目指したきっかけ
子供の頃からイラストを描いたりデザインする事が好きで、デザインを学べる学校へ進学しました。
もともと印刷された紙の手触りやインクの匂いが大好きだったのと、物を作る仕事につきたくて、そのとき持っていたパソコンの技術を生かせる仕事を探し、この仕事につきました。
就職したばかりの時は、周りに追いつくのに必死でしたが、年数を重ねていくと自分のしたかった表現ができるようになってきました。そして、新しい技術を身につけながら、自分の作りたいものが作れるようになりました。
やりがい・魅力・おもしろさ
自分が作った物を街で見かけたりする事にやりがいを感じます。みなさんのお家にも私が作った印刷物があるかもしれません。
パソコンの中だけでなく、実際に手に取れる形で触れるのが魅力です。
文字の大きさ、写真の切り取り方などカッコいいデザインが思いついて、それをお客さんに「いいね!」と気に入って貰えた時にやりがいを感じます。
チームを作って仕事をする時もあります。その時は、みんなでアイデアを出し合って話し合うと、自分だけでは思いつかない新しい発見があって楽しいです。