土木系公務員
どんな仕事ですか?
土木系公務員の仕事は、みんなの暮らしを災害から守り、いつでも快適で豊かに暮らすことができるように土木に関わる建設技術者と力を合わせて仕事をしています。
道路や橋、川の堤防、ダム、港などの施設をつくるだけでなく、古くなった橋を点検したり、大雨で壊れた川の堤防を直して、いつも安全な状態に保ったり、使いやすく改良したりすることで、住みよいまちとなるように仕事をしています。
土木系公務員を目指したきっかけ
私は土木の仕事の中で、県の土木系公務員となりました。現在は鵜川ダムをつくる計画に関わりながら、設計会社や建設会社の人達と一緒に仕事をしています。
この職業を目指したきっかけは、高校生のころ『橋をつくりたい、物づくりがしたい』という夢を持っていたのと、ふるさとである新潟県で自分が計画したものを形にしたいと思ったからです。
やりがい・魅力・おもしろさ
土木系公務員の仕事は様々な役割のある人と一緒に仕事が出来ることが魅力の一つです。
例えば、子ども達が安全に学校へ通学出来るように歩道を新しく作るときは、どこに作るのが一番良いか土木系公務員が計画を立てます。その計画をもとに測量会社の人と地図をつくり、どのような歩道の形とするか設計会社の人と設計図を作ります。最後にそれらの図面を使って、大きな機械を操作できる建設会社の人と歩道を作ります。
また、地震や大雨などが起きた時は、壊れた所を少しでも早く直して、みんなのくらしを守り、地域の役に立っていることが実感できるやりがいのある仕事です。